0800から始まる番号は「フリーダイヤル」で、迷惑電話がかかってくるケースも多いようです。
そこで今回は、「0800」から始まる番号の迷惑電話にはどのようなものがあるのか。
また、電話をかけ直したら通話料は有料なのか、無料なのか。
着信拒否設定のやり方なども取り上げますので、ぜひご覧ください。
0800から始まる電話番号は「フリーダイヤル」
「0800」から始まる電話番号は、「0120」などと同じフリーダイヤルです。
0800だからといって必ず迷惑電話!というわけではないようですが、一部の業者や団体がこの番号で悪質な営業、迷惑行為を行っているようです。
080の後ろの番号が【0】なので、「080」の電話番号と勘違いをして電話をとってしまうケースが多く、電話に出ると、電力会社や不動産投資系の迷惑電話で、「1日に何回もかかってくる」という声もあります。
以下に、0800から始まる番号に関する、Twitterの声をまとめています。
0800から始まる迷惑電話らしきものから、1日3回も掛かってくる😱
怖くて出れないっつーの!!!
皆さんも掛かって来ますか?#迷惑電話— toyoma (@toyoma16) November 4, 2020
携帯も固定電話も着信拒否登録がかなりの量に😅 0120と0800はとにかくいったんスルー。ネット検索で迷惑電話が判明したら即着信拒否😅#迷惑電話#着信拒否
#0120
#0800— マルマル (@JR1GNH) July 8, 2019
知らん番号から着信があったのでネットでググッたら不動産関係の迷惑電話だった。0800からの着信は出ると通話料がこちら負担らしいので今後かかって来たら即ガチャ切りしよう。みんなも気をつけて
— たまちゃん (@outsideheroine7) January 18, 2020
「0800」で検索をかけるだけで、迷惑電話に関する情報が多く見られます。
中には、通話をした瞬間、「こちらが料金を負担しているので注意」という声もありますね。
”1日に何回もかかってくる”というのも、かなりのストレスになります。
0800から電話がかかってきたら、まずはスルーして、迷惑電話リストに載っていないか検索をかけてみましょう。
電話番号をそのまま検索するだけでヒットすることもありますし、迷惑番号リストで検索をかければ、具体的な情報も得られます。
検索リストが引っかかってこなかったら、電話に心当たりがあるかゆっくり考えて、それからかけ直すか検討するくらいの時間をかけた方が安心。
0800、0120をあらかじめ着信拒否にしたり、「見た瞬間に無視する」という声も多いです。
うっかりすぐに出てしまったら、勧誘系の電話や迷惑電話である可能性がありますので、むやみにこちらの情報は伝えないようにしましょう。
こちらが話し出す前に、すぐに相手の名前を聞くというのも手です。
名前を聞いただけで躊躇したり、身に覚えのない内容だったり。
怪しい電話は少し話しているだけで「あれ?」と感じることが多いので、少し会話して不自然に感じないか、探りながら対応してみると良いですね。
かけると通話料は有料?無料?
「0800」は「0120」などと同じ「着信課金サービス」。
そのため、通話料金は着信者に請求され、発信者は無料となります。
通常はかけ直しても発信者の通話料はかかりませんが、かけ直す前に電話番号を調べて、きちんと発信元を確認しておくことが大切です。
場合によっては「かけ直しても繋がらなかった」ということもあるようです。
迷惑電話や詐欺の可能性はあるのか
0800から始まる電話番号は、迷惑電話や詐欺の”可能性が高い”です。
注意したいのは、”年金機構が業務委託をしている会社が存在する”ということ。
未納分の年金の支払いに関する連絡など、必要なお知らせが届く可能性もあります。
電話番号を調べて、必要があればかけ直しも考えてみてください。
ややこしいのが、”年金を払っていても、支払いを催促してくるケースがある”ということです。
年金をきちんと支払っているのに、「未納分があるので年金番号を教えてください」と怪しげな電話がかかってくるのだとか…。
身に覚えがない場合は気が付くかもしれませんが、ある場合は誤って個人情報を教えてしまいかねません。
年金関係の電話がかかってきたら、まずは一度電話を切って、最寄りの日本年金機構の年金事務所に電話をかけてみましょう。
電話の内容と照らし合わせて事実が確認できたら、かけ直すようにした方が安心ですね…。
何かと悪質なケースが増えているので、年金機構の委託を受けている会社だったとしても、個人情報を伝えるのは慎重に。
一度電話を切って考える時間を設けてみましょう。
0800からの番号を着信拒否にする方法
電話番号を無視していても、何度もかかってきてしつこい。
謝って出ないよう、着信拒否にしたい。
という時には、番号を指定して着信拒否をしてしまいましょう。
【携帯電話の場合】
各キャリアの着信拒否設定や、迷惑電話番号を拒否できるサービスを利用して、着信拒否設定を行います。
無料で利用できるものは、積極的に活用していきましょう。
スマホの場合、本体の基本設定から着信拒否も可能です。
iPhoneの場合の着信拒否設定のやり方は、以下の通りです。
①「電話」アプリを起動する
②「履歴」を選択
③「i」マークを選択
④「この発信者を着信拒否」を選択
⑤「連絡先を着信拒否」を選択
設定は以上です。
着信拒否リストは、iPhoneの設定の、「電話」から確認できますよ。
また、携帯電話の場合は無料のアプリを使って着信拒否設定も可能です。
無料のアプリを導入し、「留守番電話サービスを解約して節約できた」という声もあるので、気になる方はチェックしてみてください。
アプリをインストールする時も、性能や評判などを調べてからインストールするのがおすすめですよ。
【固定電話の場合】
固定電話の場合は、0800などのフリーダイヤルを一括で着信拒否にできる機種もあります。
ご自宅の固定電話の説明書に記載の方法で、設定してみてくださいね。
まとめ
今回は、0800から始まる番号の迷惑電話についてご紹介いたしました。
「0800」から始まる電話番号は、「0120」のようなフリーダイヤルの番号です。
「080」から始まる電話番号と間違えて電話をとってしまうという声が多いので、かかってきたら落ち着いて確認するようにしましょう。
また、0800から始まる番号を迷惑電話と断言することはできませんが、高確率でセールスや勧誘、詐欺の電話であることが分かりました。
年金関係のお知らせが来る場合もあるようですが、中には個人情報を盗み取ろうとする悪質なものも。
電話に出て相手・内容を確認したら、すぐに重要な情報を伝えないようにしましょう。
また、少しでもおかしいなと思ったり、身に覚えがあったとしても、まずは電話を切って確認することも大切です。
年金の場合は、”年金機構に直接確認をする”など、事実確認をきちんととってからかけ直すようにすると安心ですね。
0800から始まる番号で電話がかかってきたら、一度は無視。
番号を検索して発信元の情報を確認してから、かけ直すか判断しましょう。
基本的には発信者に通話料金がかからないようになっています。
「出るのも面倒だ」という場合は、思い切って着信拒否にするのも手です。
スマホの着信拒否設定や、キャリアごとの着信拒否設定・サービスを利用してみてください。
固定電話の場合は、機種にもよりますが一括で着信拒否も可能です。
悪質な被害にあわないよう、便利な機能を利用しながら、気を付けて対策を行っていきましょう。